ずっと楽しみにしてたソラニンを観てきた。
原作の世界観を壊さず、何の違和感もなくまとめられていました。
初めて原作を読んだのが、主人公たちとちょうど同じ年のとき。
同じ不安や葛藤、焦燥感を抱えていた。
あれから、多分3年くらい。
久々に触れたこの世界観は、私にとってとうに過ぎ去ってしまった日々。
それが誇らしいような、でも少し寂しいような…
私は私の選択をして、今こうして「納得」している。
それは間違っていないと胸をはれるし、今更手放すつもりも無いけれど、
私が本当に望んだ物は別にあったのだと、あの頃の高揚感とともに思い出させる。そんな作品。
どうせある程度折り合いは付けられても、完全に諦めるなんて出来ないんだ、私たちみたいな人間は。
せめて過去の自分にも、今の自分にも、
負けたくないな。
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